歩戸巣荘















ストレンジ・プラス




ネタ傾向                        雰囲気


○特徴
セリフが秀逸でテンポが良い

○好きそうな人
勢いのあるギャグが好きで、BL系の細いイケメンが平気な人

○ストーリー概要
探偵事務所に所属する人格破綻美少年・ヘタレ老け顔青年・オタクマッチョ・若さを羨む女性という個性豊かな4人組が依頼をこなしたり遊んだりしています。ヒーローショー出演・子どもの運動会に参加・脱出ゲームなどなど。
探偵事務所の面々以外にも、メンタルが弱く大人気無い医者や粘着質な暗殺者など、個性的なキャラクターが大勢登場します。

○特徴詳細
・言葉によるボケとツッコミが秀逸
この作品は特に言葉によるボケがおもしろいです。そして、ボケだけではなくツッコミの言葉選びも秀逸です。セリフが多いので、「読み応えがある」とネット上で言われています。
Ex.ボケ「ものすごくスピード重視のパラメータ割り振りをしたハイスピードババア」
Ex.ツッコミ「ご家庭のお風呂場から未曾有の危機の予感」

終始ボケっぱなしです。
絵によるギャグは、尻・屁・全裸・マッチョ・おっさん・おばあさんの出現率が高いです(特に尻)。オーソドックスなネタですが、鉄板なので笑えます。
ネタの意外性に関しては、日常あるある系でもなく意外過ぎるわけでもなくバランスが良いので、ギャグが好きな方全員にこの作品をおススメしたいです。

・勢いに緩急がある
全ページにギザギザ吹き出しがあり、リアクションが大きいので、勢いがあります。ネットでは「テンポが良い」という評価を受けています。
その一方で、急にセリフが無いまたは静かなボケコマが現れたり、気まずさでしらけるネタが出てきたりします。こうした勢いの緩急も面白さが増している要因です。

・女性向け
掲載雑誌がZERO-SUMという女性向け漫画雑誌で、特にBL系作品が多いです。そのため、本作品では細いイケメンがよく出てきます。また、BL表現が多少ある回もありますが控えめで、完全にギャグの方がメインです。



掲載:コミックZERO-SUM、読者層:10代以上の女性、発行:2002年〜 既刊15巻(2014年8月現在)、2014年アニメ化

作者;美川べるのさんのその他作品
学園天国パラドキシア(既刊9巻 2014年8月現在)、レジデン都市505(全3巻)、超空転神トランセイザー(全3巻)、美川べるのの青春ばくはつ劇場(全5巻)など