3種類のユーモアと好む心理
ユーモアの心理学 という本を読ませていただいたので、一部内容をまとめました
まず、この本では ユーモアの定義=“面白い、おかしいと思う感情” のことです
ギャグや冗談は、ユーモアを誘発する“ユーモア刺激”と呼びます
ユーモアの分け方には色々ありますが、ユーモアの好みによって心理も分けられるよう、
“遊戯的ユーモア” “支援的ユーモア” “攻撃的ユーモア” の3種類に分けられています
それぞれのユーモアについて詳しく説明します
@遊戯的ユーモア:愉快な気分や和やかな雰囲気にすることが目的
最も一般的なユーモアです
ユーモア刺激ex. 普段目にするギャグ漫画、コメディドラマ
A支援的ユーモア:つらい時に気持ちを支えることが目的
ジェントルマンや少女漫画ヒロインが好きそうなユーモアです
ユーモア刺激ex. 入口を壊されたデパートが、「本日より入口を拡張しました」という看板を出す
試験で0点を取ったが、左に「10」を足せば100点だ
B攻撃的ユーモア:攻撃することが目的
イジメに楽しんで同調する時のユーモア、権力者・風潮に抑圧されてる時に「おっ!うまい事言うやんけ」となるユーモアです
ユーモア刺激ex. 政治の風刺、バラエティ番組での個人攻撃、校長先生をバカにする
それぞれのユーモアを好む心理は図の通りです
ユーモアが好きな人はみんな自己顕示欲が強かったり、楽しく生きたいと思っているそうです
ユーモアが嫌いな人なんて滅多に居ない気がするので、人間は基本的に、自分に都合良く生きたい生物ということです
参考;ユーモアの心理学 人間関係とパーソナリティ 著者 上野行良