歩戸巣荘

萌え系


2000年代以降、萌え要素を含むギャグ漫画が増えました。

女だらけまたは男だらけ、彼らの日常を見て楽しむというのが萌え系ギャグ漫画の特徴です。
物や土地など、本来無性別の物事を擬人化する作品もあります。

メリットは、ギャグも萌えも楽しめるところ。
萌え好き・ギャグ好き両方の読者が楽しめ、ネタがパッとしなくても萌えで読者の満足感を補うことができます。


デメリットは、思い切ったネタができないところ。
顔芸・バイオレンスネタ・汚ネタなどは萌え系と相性が良くありません。
萌えを求める読者は「異性=キレイな生物」と考えているためです。
ただし、男だらけなら、キャラクターが男性なのでバイオレンスネタでも許されやすいようです。
顔芸も作風によっては許される可能性があります。
これは、萌えのついでにギャグを取り入れたか、ギャグのついでに萌えを取り入れたか、の違いによります。