1990年代
これまでは、ギャグのネタといえば今で言うベタ。
日常の出来事から誇大に想像を膨らませたり、身近な物を違う用途で使ったり、
簡単に言うと、わかりやすいものでした。
ex.どこまでも飛ぶ風船、音がうるさい楽器、ゲタの代わりに猫
しかし、1989年連載「伝染るんです。」の登場によって不条理ギャグというジャンルが確立されました。
不条理ギャグとは、日常からかけ離れてどうしてそうなったのかわからないギャグのことです。
脈絡の無い展開やセリフ、謎の生命体、起承転結が無いなどが特徴です。
ex.動物なのか人間なのかわからない生物、突然暗殺される、美脚の食べ物、肩車しながらツッコミ
無表情でボケやツッコミをするようになり、もはやボケることが当たり前の時代です。
そのため、ツッコミが大げさで血を吐くほどバイオレンスになる作品も現れました。
また、1983年にファミコンが発売されてゲームが世間に馴染んだこの頃、
アンソロジーギャグ漫画が描かれるようになりました。
代表作;伝染るんです。、課長バカ1代、南国少年パプワ君
スーパーマリオくん、星のカービィ デデデでプププなものがたり